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2023年度 給食試食会

7月6日(木)、PTA教養部による給食試食会が開催されました。
保護者が普段見ることができない、子どもたちが食べている給食を同じように食べるという貴重な体験ができるイベントです。

本日のメニュー 年に1回の特別メニューの「ブルーベリーケーキ」の日でした!

22名の保護者が参加してにぎやかな会となりました。

計良副校長先生のあいさつで給食試食会はスタートしました。

「食べることは、生きること
 旬、食育、楽しむこと」
をモットーに桃二小の給食は作られているそうです。

アレルギーに配慮され、学年ごとのテーマがあり
1・2年生
食に興味を持つ、そこからマナーを意識する
3・4年生
バランス、苦手なものにチャレンジ!
5・6年生
日本の食文化にふれる

生きた教材として給食を活用し、食育が行われているそうです。
とても考えられていて感心しました。

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つづいて、栄養士の真田先生から給食の献立の立て方や給食づくりについてお話しいただきました。

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桃二小では、毎日400食の給食を7名の調理師さんで作っていて、日々の給食は、学校給食法や中野区教育委員会が発行する標準献立、さらに文部科学省が定める「学校給食摂取基準」「学校給食の標準食品構成表」に基づき作られているそうです。

学校の行事に合わせ、桃二小独自の献立を提供することも。リクエスト給食やカミカミ献立(よく噛むことを促す料理)はその一例です。

牛乳、パン、麺類は、中野区が契約した東京都の指定業者から購入されており、それ以外のものは、学校ごとに地元を中心とした食材業者と契約して、品質が良く安価なものを購入されているそうです。
今年度は、13社の食材業者と契約されているとのことでした。

熱心に説明を聞く保護者のみなさん。

子どもたちが食べやすいように工夫したうえに、減塩して出汁を効かせて旨味を出すなど健康面にも配慮された献立。
至難の業だと思いました。
また、小麦アレルギーの子などのため市販のルーを使わず、米粉とバターを使いコクを出す。
タンパク質を摂取するため大豆を取り入れているが、食べられない子も多いのでシチューなどの洋食にして抵抗なく食べられるメニューにするなど、工夫が盛りだくさんでした。

人気メニューの「ピーマンの肉づめ」をもとにどのように給食が作られているかご紹介いただきました。
給食の「ピーマンの肉づめ」を食べてから、ピーマンが食べれるようになった子もいるくらいの人気メニューです!

手作りが基本で、少ない人数で手作業、しかも衛生の観点から2時間以内で作られていること、衛生管理やアレルギーなど安全面についてなどとても良いお話を聞けました。
こんなに考えて作って下さっている給食を毎日食べられる子どもたちは幸せだなぁと改めて感じ、感謝、感謝です。

待ちに待った給食が運ばれてきました!
子どもたちと同じ方式で配膳を行います。

「給食係」役の教養部員がよそっていきます。
全員に同じ量にするの難しいね!など、平等によそうのも大変です!

ですが、流石主婦の皆様です。滞ることなくスムーズに進みました!

本日のメニュー
主食:スパゲッティ・ボロネーゼ
副食:まめとやさいのカラフルマリネ
   ブルーベリーケーキ

みんなにいきわたったところで、手を合わせて「いただきます」をして食べます。

まめとやさいのカラフルマリネは、スプーンで食べられるから残菜が少なくなるとのことで、家でも真似したいなと思ったメニューでした。

また、ブルーベリーケーキは、年に一度の特別メニューで、愛媛県産の生のブルーベリーがゴロゴロといっぱい入った美味しいケーキでした。献立表を見た6年生が修学旅行で食べられないと分かり、とても残念がっていたそうです。

食べていると、教養部の志村先生が今日の子どもたちの食べっぷりを報告しにきてくださいました。
(話しを聞き入ってしまい、写真を撮るのを忘れてました・・・すみません)

子どもたちと同じ20分で食べきり、食器を片付けます。
食器やスプーンなどをそれぞれのカゴに入れていきます。

今回の給食試食会は「和気あいあいと話しながら美味しく楽しくすごせた」「普段交流の少ない保護者の方々と意見交換できる良い機会となり参加して良かった」「貴重な体験ができた」など嬉しい声をたくさんいただきました。

ご参加いただきました保護者の方々、ご挨拶いただいた計良副校長先生、ご説明いただきました栄養士の真田先生、子どもたちの様子を教えてくださった志村先生、みなさまのおかげで給食試食会は大成功でした。
ありがとうございました!!!

(PTA広報部)