9月28日(木)、1年生を対象にPTAの校外部主催恒例の子どもたちが犯罪から自分自身の身を守るための講習が行われました。
当日は残暑厳しく気温が33℃となったため校庭で行われる予定でしたが、子どもたちの体調を考慮し急遽場所を移して東多目的室にて行われました。
みんな、きちんと座ってしっかりと話を聞きます。
警視庁が考案した防犯標語の「いかのおすし」に沿ってイラストを使い、クイズ形式でレクチャーが始まりました。
クイズが始まると、みんないっせいに手をあげて元気よく答えます!
・『いかない』 (知らない人についていかない)
・『のらない』 (知らない人の車に乗らない)
・『おおごえをあげる』 (「助けて!」と大きな声をあげる)
・『すぐにげる』
・『しらせる』 (周りの大人に知らせる)
『おおごえをあげる』では、クラスごとに「助けてー!」と実際に声を出して体験しました。
「助けて」以外でも「嫌だ」「やめて」など周りに何かあったとわかるような言葉をつかう。「キャー」などの悲鳴だと遊んでいると勘違いされる。
怖くて声が出ない、出せない場合は防犯ブザーを鳴らすように。
など、細かい指導も入ります。
『すぐににげる』では「こども110番の家」のステッカーを見せながら説明しました。
「こども110番の家」は、不審者に声をかけられたなど、何かあったときに子どもたちが逃げこめる避難場所です。
『しらせる』では、イラストを一度見せた後に「どんな状況だったか」がクイズになりました。
ほとんどの子がしっかり見て覚えていて正解していました。
校庭に移動して、防犯ブザーを鳴らす練習をしました。
どんな音が鳴るかな?
遊びで鳴らさない!
遊びで鳴らしていると、いざという時に助けてもらえない。
防犯ブザーを付ける位置などの説明を受けました。
次に『すぐににげる』を実践しました。
悪い人は10メートル追いかけて捕まらないと「無理かな?」と思い、20メートルであきらめるそうです。
そこで、ランドセルを背負ったまま20メートル逃げる練習をしました。
不審者役の先生たちの迫真の演技に、「キャー!!」と声を上げながら必死で走る子どもたち。
転んでしまう子も出るくらいにみんな本気で逃げました。
最後に下校グループに分かれ「こども110番の家」のステッカーを探しながら下校ルートを歩きます。
みんな、見つけると「あった~!」と指さして教えてくれます。
企画運営された校外部のみなさん、サポートしてくださった先生方、ありがとうございました。
(PTA広報部)